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vol.2「八朔の雪ーみをつくし料理帖」高田 郁

発行日:2009年7月20日 月曜日 |

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
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イラスト:ゆずりは さとし


vol.2「八朔の雪ーみをつくし料理帖」高田 郁の書評イラスト1

おいしそうな料理たち

ぴりから鰹田麩(かつおでんぶ)、ひんやり心太(ところてん)、とろとろ茶碗蒸し……
聞いただけで、口の中においしさが広がって、お腹のあたりがグウッ、と鳴ってきませんか。
これが、今回ご紹介する『八朔の雪ーみをつくし料理帖』各話のタイトルです。



vol.2「八朔の雪ーみをつくし料理帖」高田 郁の書評イラスト2

力強く生きる澪や登場人物たち

ここに登場する人間達は、主人公の澪(みお)をはじめ、名前もあたえられていない店の常連客を含めて、みなそれぞれにつらい過去と、きびしい現実の中でもがくように、それでも曇り空の上に待っているはずの青空を信じて生きています。



vol.2「八朔の雪ーみをつくし料理帖」高田 郁の書評イラスト3

神田御台所町・つる家

そんな彼らの心をあたため、そして開いていくのが冒頭にあげたお料理たち。このお総菜が生まれていく中で、人はいやされ、主人公も成長していきます。
あなたも澪が働き、やがて任されていくことになる神田御台所町・つる家ののれんをくぐってみませんか。




紹介イラストレーター

STUDIO・YUZURIHA
ゆずりは さとし
イラストレーター、イラストライターでイラストバイカー。広告、Web、出版界でのイラスト制作を生業としつつ、自転車旅で出会った人や風景をモチーフに作品を描く。イラスト紀行、HOWTOなどイラスト+ライティングのお仕事も手がける。
http://www.yuzuriha.com/


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