
発行日:2009年8月31日 月曜日 |
「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった—。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。
本気じゃないにしても、人を殺してやりたいと思ったことがある人は少なくないはず。
ただ、真剣にこう問われたらどう答えますか?
「あなたは、人を殺すことができますか?」
主人公・曜子は、夫・孝平と娘・珠紀(中学生)、息子・秀太(幼稚園生)との4人家族。
平凡ながらも楽しい家庭の主婦として、念願のマイホームの庭でガーデニングに励む穏やかな日々を送っていたのですが、一本の電話からその日常を脅かされることに・・・。
過去の亡霊(かつてアメリカで殺した男の幻覚)に追い詰められながら、悩み、そして苦しみ、それでも子どものため、家族のために再び銃を手にする姿はとてもカッコいいです!
『あなたのためなら、人が殺せる。』
そんな家族思いのママだからこそ、娘をいじめるヤツは中学生だろうと女の子だろうと容赦はしません。敏腕狙撃手のママだからこそできる仰天行動で鉄槌を下すところは、かなり爽快です。
とにもかくにも、強いママ。
でも、同じくらい弱くて、普通じゃないけど、普通のママ。
ほんわりしてるのに、シリアスでもあり、でも家族愛がいっぱいで、いい作品です。
みじんこ奥サン
イラストレーター兼主婦。かわいくシュールでコミカルな、見た人に小さな幸せをお届けできるようなイラストを描いている。現在ブログにて、家族との日常でのおもしろおかしい出来事を綴った4コマ漫画「みじんこ家族。」をほぼ毎日夕方4:50更新中。
http://ameblo.jp/califediary/