vol.25「 DIVE!! 」森 絵都 «  L4BOOKS – イラストですてきな小説と出会えるウェブマガジン。毎週月曜日更新イラストで素敵な小説と出会えるウェブマガジン。毎週月曜日更新



vol.25「 DIVE!! 」森 絵都

発行日:2009年12月28日 月曜日 |

高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年のすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる—。大人たちのおしつけを越えて、自分らしくあるために、飛べ。
vol.25「 DIVE!! 」森 絵都の書評イラスト全体
クリックで画像を閉じます。ドラッグで移動、虫眼鏡で拡大表示します。

イラスト:小牧


vol.25「 DIVE!! 」森 絵都の書評イラスト1

「目指すはオリンピック!」

「このクラブから次期オリンピック選手が出なきゃ、ここは潰れます。だからオリンピック目指しましょう」
——というわけでオリンピック代表選手の座を競うことになった知季、飛沫、要一、3人のメイン主人公たち。
彼らを中心に、オリンピック選考会までの道のりを描いたスポ根青春小説…と評される通りの、友情・勝利・努力がバッチリ詰まったエンターテイメント!



vol.25「 DIVE!! 」森 絵都の書評イラスト2

自分で選んだ、道なき道を歩く

飛込みとは、
高さ10メートルからの飛翔
時速60キロからの急降下
わずか1.4秒の空中演技——
それが全て。

遊びたい盛りの少年達が、その一瞬のために全てを打ち込んでいる。
大人の事情(=クラブの存続諸々)に振り回されながらも、オリンピックという中途半端では居られない道を、少年達は選びます。
落ち込んだり周りに八つ当たりしたり、それでも自分の道を突き進もうと足掻く一生懸命な姿は、間違いなく素敵で、カッコいいです。
(なので、カッコよすぎるほどにカッコよく描いてしまったのでした…)



vol.25「 DIVE!! 」森 絵都の書評イラスト3

マイナースポーツに光…高飛込みに注目!!

『DIVE!!』を読んで以来、高飛込みが気になります。
なかなかノースプラッシュってないんだなぁとか、今の演技はどうなのかなー?と、点数の点け方がイマイチ判らなくとも、頑張れ!と応援したり。
…が、オリンピック位しかテレビでも観る機会がないので残念です…。




紹介イラストレーター

小牧
書店勤めのイラストレーター。本に囲まれているのが当たり前。可愛いほのぼのが好きという反面、陰鬱綺麗なのも好きだったりする。
『キラリと輝くおしゃれな年賀状2010』(インプレスジャパン)、児童英検の問題用イラスト担当等。
http://tcarbo.web.fc2.com/

書評ブログより(引用)

  • 色々なことがあっても、最後は飛んで演技をするだけ。しかもその時間はたった1.4秒。(描写上は)何も考えず、1.4秒に自分の歩みを凝縮する。それを描くストーリー。だからこその爽やかさだろうか。(すきずき感想: 『DIVE!!』(著・森絵都)より)

  • 森絵都さんらしいきらきらしたええ言葉が入っててええわ。ちょっと泣いた。新幹線の中で。(so much to do,so little time : 『DIVE!!(下)』 森絵都著より)

  • こういう青春小説ってストーリーそのもののオモシロさも大事だけどやっぱ、登場人物が幾多の試練を乗り越えて人間的に成長していく過程に読者が共感するところに醍醐味があるんだと思うのである。この観点からしても、本書は100点満点の出来であろう。(森絵都:「DIVE!!」 | りょーちの駄文と書評より)

« vol.24「 檸檬のころ 」豊島 ミホ | vol.26「 おさがしの本は 」門井 慶喜 »