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バックナンバー

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vol.35「 楽園のつくりかた 」笹生 陽子

私立中学で、競争社会に生きてきた「優」。父の故郷の分校に転校することから物語が始まります。
ド田舎で、なにもなくて、クラスメイトもまともな人がいない、脱出も出来ない状況。唯一の相談相手はシンガポールに赴任中の父とのメール。
そんな逆境を「優」はどう楽園のような場所に変えていくのでしょうか。

(2010年3月8日 月曜日発行)

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vol.34「 鱗姫 」嶽本 野ばら

嶽本野ばらさんお得意のロリータ精神溢れる主人公・楼子。
「外見をどう取り繕うか決めるのは内面。だから外見を見ればその人の内面はある程度わかる。」
この物語の怖いところは、単なる病気・化け物・人の怖さなどではなく、今まで自分が貫いてきた信念や信じてきたことが崩れ落ちる恐怖です・・・。

(2010年3月1日 月曜日発行)

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vol.33「 ガール 」奥田 英朗

仕事では、そこそこ任されるようになってきたけれど、男性に声をかけられる回数が減ってきたような…。
“若くてかわいい“だけで、チヤホヤされてきた20代が過ぎ、30代をどのように生きるかを考える主人公がすごくリアルです。年齢という誰にも逆らえない流れを受けて、さまざまなタイプの女性が登場します。
あなたはいったいどの女性に共感するでしょうか?

(2010年2月22日 月曜日発行)

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vol.32「 芙蓉千里 」須賀しのぶ

自ら人買いに自身を売り込み、「大陸一の遊女になる」と意気ごむ主人公・フミ。
辛い境遇をものともせずに逆境に立ち向かう彼女はおっとこまえです。
自分の運命は自分で変える、変えられる力を持つ、強い主人公にぐいぐい引っ張られてページをめくってしまう快感!

(2010年2月15日 月曜日発行)

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vol.31「 きつねのはなし 」森見 登美彦

京都を舞台とした、四編の物語。薄暗く怪しい気配に満ちた奇譚集です。
物語のあちこちで登場する「ケモノ」とは、一体何なのか。骨董屋は一体何者なのか―

読み進むうち、四編が細い糸でつながっているような不思議な感覚に陥ります。京都の裏路地のように巧妙に練られた展開や、ほの暗い物語をより一層に引き立てる美しい筆致。
すべての物語の最後には、森見氏が仕掛けた罠が。
きっと息を呑むこと間違いないでしょう。

(2010年2月8日 月曜日発行)

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vol.30「 天帝妖狐 」乙一

幼い頃の、ほんの好奇心が、自分の運命を狂わせてしまうこと。
現実でも結構あることですね。
「もしもあの時ああしていなければ」
「もしもあの人に出会っていなければ」
人の生き方って、本当に出会うものに左右されます。
主人公・夜木の後悔の種は、こっくりさんなんてしなければよかった、ということ。
そして、永遠の命なんてもらわなきゃよかった、ということ。

(2010年2月1日 月曜日発行)

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vol.29「 緋色からくり 」田牧 大和

「あいつはひねくれ者だから、ちょっとした工夫でも、他の奴らがあんまり思いつかねぇような仕掛けを考えつく…… 」
本編の主人公、男装の江戸美人・凄腕の女錠前師・緋名の全てを語り尽くした言葉です。

(2010年1月25日 月曜日発行)

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vol.28「 猫鳴り 」沼田 まほかる

「モンは猫鳴りの容れ物なのだった」
物語の軸になっている「モン」という猫と、その家族。
ほのぼのペット愛なんていう生易しい物語ではありません。
モンという絶対的な存在が物語を引っ張ります。

(2010年1月18日 月曜日発行)

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vol.27「 魚神 」千早 茜

伝説の遊女の名を継ぐ少女白亜と、同じく美貌のスケキヨは、姉弟として育てられ、他人への不信感や島に対する虚無感のなかで、お互いだけを頼りに成長してゆく。運命が二人を引き裂き、その後大人になった白亜の目線から、物語が語られる。スケキヨを忘れることのできない白亜。裏華町を仕切る男、遊郭の上得意、遊女仲間、すべての人物の周辺にスケキヨの影が漂います。やがて、スケキヨと思われる人物の暗い噂を耳にし―

(2010年1月11日 月曜日発行)

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vol.26「 おさがしの本は 」門井 慶喜

主人公・和久山隆彦はN市立図書館のレファレンス・カウンターを担当している。カウンターには今日も活字の世界で迷子になった相談者がやってくる。
「シンリン太郎について調べたい」
「一度も本を借りたことのない人が借りっぱなしになっている本を探して欲しい」
などなどの無理難題を、斜めから、真逆から、解釈をしてでも蔵書のカオスの中から一冊の答えを導き出していく。そんな彼が自分自身のために最後に見つけ出した一冊は……

(2010年1月4日 月曜日発行)

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